Oct 13, 2010

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【2011「ハンカチ世代」集結】(2)

 高卒1年目から11勝を挙げ、新人王に。3年目には自己最多の15勝で、積み重ねた白星は46にまでなった。それでも、昨季は負傷離脱が相次ぎ、「年間を通して投げなければいけない」と決して満足はしていない。

 06年夏の甲子園の決勝再試合は、高校野球史に燦然(さんぜん)と残る。しかし、斎藤の引き立て役に回った田中にとっては、リベンジを待ち望んできた。楽天の星野監督も、2人が投げ合う場面を作りたい考えだ。

 「ハンカチ世代」と呼ばれるこの世代の選手の中には、「マー君世代」という人も多い。「パ・リーグ同士であり、公式戦で対戦することにより、野球界を盛り上げたい」と田中は大人のコメントを残すが、プロで4年間戦ってきた意地はある。球界を代表する投手になった右腕は、世代の代表もゆずらない。

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 ファンの夢をかなえます。楽天・星野仙一監督(63)が27日、田中将大投手(22)と来季から日本ハムでプレーする斎藤佑樹投手(22)の投げ合いを“予告”した。この日は都内で行われた「明治大学野球部100周年記念式典」に出席。伝説の名勝負となった06年夏の甲子園の再現を誓った。
  ◇  ◇
 夢の対決を“確約”した。星野監督は「コンディションが合えばね」と前置きしながら「ファンがやっぱり期待している。年に2回はそういうことがあっていいのかなと思う」と、田中VS斎藤の投げ合い実現へ、前向きだ。
 06年夏の甲子園決勝。斎藤の早実と田中の駒大苫小牧の試合は、延長再試合となる2日間の激闘で、早実に軍配が上がった。早大に進んだ斎藤と高校卒業後にプロ入りした田中。社会現象にもなった一戦から4年の時を経て、再戦する可能性が一気に高まっている。
 場合によっては、日本ハム・梨田監督と直接やりとりする。「相談?できない相手ではない」と敵将との会談を示唆した上で「冗談の中から生まれてくるんじゃないか」とニヤリ。実現へのハードルはそれほど高くはなさそうだ。
 3月25日、Kスタ宮城でのロッテ戦で来季は開幕する。田中が3連戦のどこかで投げることは確実視され、今季と同じ中6日で回るとすれば、4月8日からの日本ハム戦でまず先発することになる。だがこれは敵地。「Kスタでだよ」と本拠地にこだわった闘将の意向が反映されるなら、早ければ4月22日からの3連戦で、両雄の激突が実現する。
 この日は杉下茂氏、高田繁氏ら明治大学OBの面々と放談会に参加。来季へ向け「やっぱりこの時代、キッチリとした地域密着型を目指す。のんびりした東北。みちのくを燃やしてやろうという気持ち」と、意気込みを語った。マー君対佑ちゃんが実現すれば、闘将の期待通り、いやそれ以上に、東北が熱く燃え上がることになる。

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 「アジア大会・野球1次リーグ、日本18-0タイ」(13日、奥体球場)
 1次リーグが行われ、16年ぶりの金メダル獲得を狙うA組の日本は、18‐0の五回コールドでタイに圧勝した。初回に9安打を集中して10点を奪うと、投手陣も4人の継投で無安打無失点と圧倒した。阪神ドラフト1位の榎田大樹投手(24)=東京ガス=は登板せず、15日の第2戦・中国戦に向けて準備を整えた。
  ◇  ◇
 打線が20安打18点と大爆発、投げては4投手が無安打完封リレーで五回コールド勝ち。幸先の良いスタートを切ったチームメートを榎田はハイタッチで迎え入れた。
 「うれしいです」と快勝発進に白い歯をのぞかせた。球場を出ると、日本から応援に駆けつけた阪神ファンが差し出す色紙に快くペンを走らせながら「いい雰囲気で次の試合に向かえます」。予選リーグのヤマ場となる先発予定の15日の中国戦に弾みがついたことを喜んだ。
 登板がなかったこの日は、ブルペンに入り調整。球筋を入念にチェックしながら31球を投げ「国内合宿では調子はあまり良くなかったけど、(中国入りして)4日目で上がってきました」と手応えをつかんでいる。
 1次リーグを1位突破するためにも中国戦は重要な一戦となる。「そこで投げることになれば、しっかり勝てるピッチングをしたい」。感情をあまり表に出さないタイプのため口調こそ穏やかだが、その胸のうちには熱い炎が燃え上がっている。

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